私のデザインしたサウンドホールは、ただ単にデザイン重視ではありません。エレキギターのスルーネックではありませんが、少しでも足のつま先から頭の天辺までという考えがあっていつも振動のことを考えています。サウンドホールのセンターにはちゃんと力木は入っていて振動を伝えています。ギターは表板振動といって表甲が重視されがちですが、私は楽器は全て、全体が振動と考えています。ただ、%がちがうだけです。結局、全体のバランスです。ヘッドにある程度、重さのないギターはやがて姿を消します。あとはマーチン社のオーソドックスな、あの力木の配置ですが、今、私がやっている力木はかなりの確率で正解のような気がします。(私の考えでプラスしている所があります)結論を先に言ってしまうと材料の枯れ具合と正確な作りがかなりのウエイトをしめると思いますけど。また実は塗装もかなり大事で、木の振動音に近い振動をする塗膜がいいと思っています。ただ、重要なのは弦振動の伝わり方です。 その時代 時代で使われてきた塗料がたしかに違いますね。結論は出ません。はっきり言えることはポリエステル樹脂系はいいと思いません。塗装をしてない楽器は木そのものの振動なので無塗装なのが実は一番いいかもしれませんね。
「楽器作り、最高!いいですね。」
フリーハンドというテーマでギター作りをやってきましたが、最低限 電動ノコ 電動ガンナ ボール盤 グラインダー ノミ ナイフ カンナ やすり ペーパー 出来れば電動サンダー、等は必要なものだと思います。そろえるのは大変、実際にメキシコ貝、白丁貝などそろえるのも大変ですよね。この辺は私も謝ります。でも、このブログを見て、少しは楽器作りの世界に入っていただけたら幸いです。
ちょっと忘れていました、貝を加工するのに超極細糸ノコも必要です。私もプロ仕様とは分けて、今回発表させてもらいましたが、皆様、諦めずに「チャレンジ、チャレンジ」
私の発表しているものは極わずかですが少しでも参考になればいいと思っています。
「楽器作りは、楽器作り、木工とはまったく違います。」
楽器作りいいですね、最高!」
今日もとことん飲むぞ~~~。笑~~!!
次回からまた違う楽器のブログが登場します、期待してください。