次はバインディング、パーフリングの接着準備をします。甲付けした後、表甲、ウラ甲の出っぱり削り、スクロール部分も形を整えて、一度完璧にボディをサンダーします。今回はパーフリングにシマコクタン、カエデ、シマコクタンの3プライ、バインディングはケヤキを巻きます。パーフリングの材料を0.6~0.7mmぐらいに割って、そのあとスクレーパー(台直しガンナの刃)で0.5mmぐらいに仕上げていき3プライのものを作ります。埋込む厚さはだいたい1mmぐらい、ただし型どおりに曲がるかというと全く無理です。鉄カン3種類をガスバーナーであぶり割れをふせぐ為にセルロイドをかぶせながら曲げて少しづつ型を作って無理なく接着出来そうなところまでなんとかもっていきます。

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